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乳酸菌ラクトバチルスの特徴

乳酸菌には、数え切れないほどの種類が存在します。
その中で、今回は「ラクトバチルス」という種類に焦点を当ててみましょう。
ヨーグルトなどの乳製品に多く含まれているため、商品の名称となっていたり、パッケージの記載などで馴染みのある名前が出てくるかもしれません。

ラクトバチルスとは?

ラクトバチルス科ラクトバチルス属に属する乳酸菌の総称で、グラム陽性の桿菌です。
「ラクトバシルス」、「ラクトバチラス」と表記されることもあります。
英語で「ラクト」は乳酸という意味で、「バチルス」は桿菌を指しています。
私たちヒトの腸内には、ラクトバチルス・カゼイをはじめ、多くのラクトバチルス属の菌が存在します。

ラクトバチルスに属する乳酸菌

ラクトバチルスに属する乳酸菌の中から、代表的なものをいくつかご紹介しましょう。

ラクトバチルス・ブルガリカス(ブルガリア菌)

ブルガリア菌は、ヨーグルトやチーズなど、エサとなる乳糖が存在する乳製品の中でしか生きられません。
ストレプトコッカス・サーモフィルスという菌と一緒に存在していることが多く、互いの作り出す成分を利用しながら共生し、ヨーグルトには欠かすことのできない菌種として、国際規格で定められています。
腸内環境を改善するなどの効果をもっています。

ラクトバチルス・ガセリ菌

ガセリ菌は、数ある善玉菌の中の代表的な存在です。
胃酸に強く、生きたまま人の腸内に届いて長く留まることができるといわれています。
腸内の環境を正常化して便秘を改善するのはもちろん、内臓脂肪を減らすなどの効果も認められています。

ラクトバチルス・カゼイ菌

「カゼイ」はラテン語でチーズという意味の言葉で、その名の通り、チーズに独特の風味を与える細菌として1891年にドイツの研究者によって発見されました。
免疫機能の調節や、腸内環境を整えるなど、多くの有益な効果があります。

ラクトバチルス・アシドフィルス菌

アシドフィルスは母乳に多く含まれる乳酸菌のため、はじめは乳児の腸内から発見されました。
その後は大人や動物の腸、口の中からも見つかっていて、一度体内に入ると長く住みつく菌であるといわれています。
英語で「酸を好む」という意味があり、酸性の環境でも生きることができます。
乳酸菌の中でも特に乳酸を作り出す能力に長けているため、腸内環境を効率的に改善します。

身近な乳酸菌をどんどん取り入れよう!

乳酸菌は、今も私たちの腸の中で、悪玉菌との熾烈な戦いを繰り広げているのです。
たくさんの恩恵をもたらしてくれる乳酸菌をどんどん取り入れ、日々の健康管理に役立てましょう。

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