乳酸菌とビタミンの相性|乳酸菌体験レポ&選び方ナビ
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乳酸菌とビタミンの相性

乳酸菌とビタミンは、サプリメントで一緒に配合されているものをよく見かけます。
それは、乳酸菌と、ビタミンの相性がとても良いとされているからなのです。
今回は、この2つの相性の秘密を紐解いていきましょう。

乳酸菌のビタミンCとの相性

乳酸菌は、ビタミンCとの相性が抜群です。
なぜなら、自身でビタミンCを少量ながら合成することができる上に、ビタミンCを原料として、さらに数種類のビタミンを合成することができるからです。
合成できるのは、ビタミンB群や、妊娠中の摂取が推奨される葉酸、美容に良いとされるビオチンなどです。

乳酸菌の一種であるビフィズス菌は、菌体にビタミンB群、ビタミンC、葉酸、ビオチンを蓄積し、B6、B12、葉酸を作り出します。

乳酸菌のビタミンDとの相性

乳酸菌は、ビタミンDとも相性がよく、その吸収をサポートするはたらきがあります。
そしてビタミンDもまた、腸内フローラのバランスに影響を与えています。

腸内環境とビタミンDの吸収率

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けて、骨を丈夫にするなどの重要なはたらきがあります。
日光を浴びることで体内で作ることができますが、食事やサプリメントなどで摂取することも可能です。
しかし、その吸収率は腸内環境に大きく左右されるといわれています。
腸内環境が整っていない人は、整っている人に比べてビタミンDの吸収率が低いというデータがあります。

乳酸菌のもつビタミンD吸収率向上効果

2012年に発表された論文では、ラクトバチルス・ロイテリNCIMB 30242という乳酸菌を、サプリメントで継続的に摂取すると、血液中のビタミンDが25%もアップしたとあります。
これは、乳酸菌が腸内環境を整えることで、ビタミンDの吸収率を上昇させるためと考えられています。

ビタミンDと腸内環境の関係

さらに、ビタミンDの摂取量が減少すると、免疫にも影響を与え、腸内フローラのバランスを崩してしまうともあります。
このことは、腸内環境において乳酸菌とビタミンDには相互関係があることを表しています。

乳酸菌はビタミンと一緒に摂ることが大切!

乳酸菌は、もちろん単体でもさまざまな効果をもっていますが、ビタミンと合わせることで更なる相乗効果が期待できるのです。
別々に摂るのではなく、今後はできるだけ一緒に摂ることを意識してみてはいかがでしょうか。

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