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乳酸菌にストレス性睡眠障害改善効果を発見

現在も多方面からの研究が進められている乳酸菌に、また新たな効果があることが分かりました。
それは、ストレス性睡眠障害の改善効果です。
乳酸菌は、ストレスが原因の睡眠障害に対して、どのような作用をもっているのでしょうか?

マウスを用いた実験

産業技術総合研究所と飲料メーカーの共同研究で、マウスを用いた実験が行われました。

実験の概要

行われた実験は、「SBL88乳酸菌」をわずかに混入させた餌を与えたマウスと、そうでないマウスとの4週間にわたる比較実験で、そのうち2週間ストレス負荷を与えた後での、両者の夜間の活動量を調べるというものです。
マウスは基本的に夜行性のため、日中に睡眠を取って夜間に活動します。

実験結果

この研究によって、2つの重要な結果が得られました。

活動量の低下を抑える

ストレスなどでよく眠れなかった日の日中は、仕事に集中できなかったり、仕事の効率が下がったりしたという経験は誰しもあることでしょう。
人と同様に、ストレス負荷によって睡眠障害を引き起こした状態のマウスも、その影響により夜間の活動量が低下してしまいます。

しかし、乳酸菌入りの餌を与えられたマウスでは、活動量の低下が抑制されたという結果が得られました。

遺伝子に作用する

また、乳酸菌は遺伝子レベルでも効果があることが分かりました。
同研究所が発見したストレスマーカー遺伝子のひとつに、「睡眠障害マーカー遺伝子」というものがあります。
これは、睡眠障害に陥った状態で発現しやすくなる遺伝子ですが、乳酸菌の効果によって、この遺伝子の発現も抑制されたのです。

「SBL88乳酸菌」とは?

同飲料メーカーが大麦から発見して保管していた植物性乳酸菌で、「ラクトバチルス・ブレビス SBC8803」という正式名称があります。
酸性の環境など、他の乳酸菌が生き残ることが難しい過酷な状況下でも生き抜くことのできる、強い乳酸菌です。

実はこの「SBL88乳酸菌」には、アレルギー改善効果や、アルコールから肝機能を保護する効果があることなどがすでに分かっていて、今回見つかった効果は、それらに追随するものとなりました。

SBL88を含んだ製品

「SBL88乳酸菌」は、現在ヨーグルトや飲料、調味料などに幅広く配合され、販売されています。

これまでのストレス性睡眠障害に対する治療法は主に投薬で、副作用として日中の眠気などが心配されていましたが、それらの製品にはもちろんそのような影響はありません。
そのため、手軽に摂ることができ、ストレスからくる睡眠障害に悩む人達に愛用されているのです。

乳酸菌は、私たちの毎日をサポートしてくれる!

仕事に家事にと忙しい日々を送る中で、しっかりと眠れていないという方も多いといいます。
私たちの体や心にさまざまな影響を及ぼすストレスは、毎日の安眠さえも妨害してしまうのです。

ストレスに負けずに精力的に活動するためにも、たくさんの効果を持つ乳酸菌の力を借りてみてはいかがでしょうか?

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