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乳酸菌でストレス対策

「脳腸相関」という言葉を知っていますか?
この言葉には、脳と腸はどちらも自律神経、免疫を司り、離れた場所にあっても密につながっているという意味があります。
脳がストレスを感じれば、腸に不調をきたして腹痛や下痢を引き起こします。
逆に、腸内環境が悪い人は、精神的な病を発症しやすいことがわかっています。

ストレスに勝つには、腸内環境を整えることが大切ですから、乳酸菌のもつ力を借りてみてはいかがでしょうか。

ストレス対策と乳酸菌

さまざまなメーカーが乳酸菌のもつストレス抑制効果に注目し、研究を行っています。

ある乳業メーカーは、自社の持つラクトバチルス・プランタルムの一種の乳酸菌が、ストレスに対する抵抗を高めることを発表しました。

試験では、当該の乳酸菌と2種のプラセボ食品を用意し、被験者を3グループに分けてそれぞれを8週間摂取してもらいました。
その結果、プラセボ食品を摂取したグループに比べ、乳酸菌を摂取したグループにストレスマーカーの減少傾向が見られました。

※ストレスマーカーとは、ストレスホルモンであるコルチゾールの数値と、5種ある白血球の成分のうち、ストレスに関わる好中球とリンパ球の数値を指しています。

これは、乳酸菌の摂取によって免疫機能が刺激されたためと考えられます。

ストレスによる症状の改善

乳酸菌は、ストレスによって引き起こされる身体的な症状に対しても効果をもたらします。

ストレスによる肌荒れを改善

人が感じるものに似た社会的ストレスをマウスに与えて観察すると、皮膚の血流量や水分量といった肌機能が低下します。
このマウスに、クレモリス菌が作り出すEPSという成分を混ぜた餌を与えると、低下した肌機能が回復することが分かりました。

EPSは、菌体外多糖とも呼ばれ、カスピ海ヨーグルト独特の粘りや風味を作り出す成分です。
肌機能改善効果の他に、食物繊維のように糖の吸収を阻害して血糖値上昇を抑制することから、乳酸菌の食物繊維に例えられることがあります。

ストレス性睡眠障害の改善

飲料メーカーと産総研の共同研究では、SBL88菌にストレス性睡眠障害の改善効果があることを発表しました。

SBL88菌を含んだ餌を4週間与え続けられたマウスと、そうでないマウスに対して、2週間にわたってストレスを与え続けます。
すると、ストレスだけを与えられたマウスは、睡眠時間帯である日中に十分な睡眠ができないために、活動時間帯である夜の活動量が低下します。
しかし、あらかじめSBL88菌を与えられていたマウスは、そうでないマウスに比べて夜の活動量の低下が抑えられました。

乳酸菌は、睡眠時間帯の寝付きや眠りを改善し、それによって活動時間帯の精力的な活動のサポートに寄与しているといえます。

腸内環境の悪化と副腎疲労

コルチゾールは、副腎からストレスに対抗するために分泌されるストレスホルモンですが、腸が炎症を起こしているときに分泌されるホルモンでもあります。
そのため、腸内環境が悪く腸に炎症がある人の体内では、休む間もなく副腎が働き、常にコルチゾールを分泌していることになります。
近頃では、そのような「副腎疲労」の患者数が増加傾向にあるといわれています。
副腎疲労には、疲れが抜けにくい、集中力が低下するといった精神的な症状から、腹痛や便秘といった胃腸に関わる症状があることも報告されています。

乳酸菌を摂取して腸内環境を整えることは、副腎疲労の予防や改善につながります。
また、副腎疲労の改善は腸内環境を整えることでもあるのです。

健康的な腸でストレスに負けない脳をつくろう!

ここまでお読みいただければ、腸と脳がいかに密接に関わっているかが、お分かりいただけたことでしょう。
あらゆるストレスを全て排除する、ということは難しいかもしれません。
しかし、腸内環境を整えることは自分次第でできるのです。
毎日乳酸菌を摂ることを心がけ、腸からストレスを撃退しましょう。

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